糖尿病

自宅で血糖測定して血糖の上がらない食べ方、運動を見つけましょう。
血糖測定器を貸し出します(1台1万円する測定器を無料で貸し出し)。

 血糖コントロールの指標ではHbA1cがよく使われます。HbA1cの目標値は6%と言われますが6%を達成するのは簡単ではありません。HbA1cが6%台の方が血糖を良くするには食後血糖の確認が必要です。つまり食後血糖を下げる事によってのみHbA1c6%が達成されます。またHbA1cは血糖変動(食後血糖の上昇)をとらえる事ができません。すなわち同じHbA1c値でも食後血糖が目標を達成しているかどうかがわかりません。そのため月1回のHbA1cの採血だけでは食後血糖の確認ができません。食後血糖を確認するには自宅での血糖測定が必要です。

同じHbA1cでも食後血糖が高い(血糖変動が大きい)方が合併症が起きやすい

 自宅での血糖測定には手の平で測る方法と採血しなくても血糖を測定できるリブレがあります。 手の平での血糖測定は食前と食後1時間を測定します。リブレは腕にパッチを貼れば血糖が2週間連続で測定できます。スマホを腕にかざすだけでいつでも血糖を測ることができます。血糖の自動測定も行いますので2週間後に結果は グラフで確認できます。
入院でなく外来で血糖を測って一番血糖が下がる食事・運動療法、お薬を見つけましょう。約40通りの食べ方を試していただけます


院長も2017年から朝3時に起きてリブレで食事・運動の実験を行い新しい発見をしています。ついに血糖の上がらない食べ物を発見しました。ダイエットにも使える食材です。是非試してみてください。

アメちゃんブログ
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血糖スパイクとは

食後血糖140以上は血糖スパイクと言い動脈硬化(脳梗塞や心筋梗塞)、認知症、癌の原因になります。

       食後血糖が140を超えるのが血糖スパイク

血糖スパイクを防ぐ方法

食事

□ご飯、パン、麺類等で炭水化物の種類や食べる量による血糖の上昇を確認しましょう。間食、果物での血糖の上昇を確認しましょう。血糖の上昇幅が50以内になるように食べれる糖質量を探していきます

 例:白米100g(糖質約40g)で血糖が90が140に上がるなら糖質量約40g以内は食べても大丈夫です。

□白米を玄米、麦飯、こんにゃく米に変える。パンをブランパンやオオバコパンに変える。10割蕎麦を食べてみる
□バナナをリンゴやキウイに変える。
□肉、魚等の蛋白質は血糖スパイクを防ぎます。蛋白質の種類と量を確認してみましょう。例えばサーモンを白米の前に食べると血糖が上がりにくくなります。
□脂っこい食べ物(脂肪の多い肉、天ぷら、中華、洋食)は血糖が上がりにくい分下がりにくくなります。確認してみましょう。
□食べる順番、野菜等の食物繊維、オリーブオイル、酢、舞茸、乳製品など試してみましょう。

運動

食後血糖の上昇を抑える運動の種類や時間を確認しましょう。

サプリ、健康食品

血糖を下げるサプリメント、菊芋等の健康食品の効果が確認できます。

今服用している糖尿病薬やインスリン等の注射薬が食後血糖を抑えているか確認しましょう。

ダイエット

炭水化物の取り過ぎは肥満の原因になります。
食後血糖140を超える炭水化物を控えるとダイエットができます。

費用

当院では手の平で測る血糖測定器を貸し出しますのでセンサー代のみかかります(インスリン使用の方は保険診療可能です)。採血しなくても血糖を測定できるリブレはスマホで測ることができます。センサー代のみがかかります(インスリン使用の方は保険診療可能です)。

      クロワッサンやブランパンは血糖が上がりにくい
      血糖は手の平または手の指で5秒で測れます。